片山メガネの こだわりと眼鏡づくり
眼鏡屋は調理人さん?
いい食材を使い、それらを調理して、お客様にご提供するのが調理師さん。
フレーム・レンズを素材に、検査・加工・フィッティングして、お客様にご提供するのが眼鏡店。
当店はお客様の最高のご満足のために、眼鏡の最高の料理人を目指しております。
片山メガネは下記の5つをお客様に合うメガネ作りのために行っています。
これからメガネをお使いになる方や、
すでにお使いの方にも知ってほしいメガネに関すること。
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正しいメガネの
お手入れ
できていますか?
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正しいメガネの
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眼科受診の
重要性
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眼科受診の
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片山メガネの
アフターサービス
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片山メガネの
カウンセリング
視力検査を始める前にまず、お客様にカウンセリングさせていただきます。
・メガネを使うのは初めてか・そうでないか
・日頃の見え方のご不満
・メガネを作る目的
・お客様のライフスタイル
など、上記の他にもさまざまなお悩みやご相談をお伺いし、お客様に合うメガネをご提案させていただきます。
当店に来ていただいたら、先にフレームを探すのもよいですし、真っ先にスタッフに声を掛けていただいても構いません。
次にメガネ購入時の4大必要要素である【視力検査】【フレーム・レンズ選び】【加工】【フィッティング】の各項目について簡単に述べていきます。
視力検査
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近視
近視の方は、近くのものが見えやすく、遠くのものが見えづらいのが特徴です。網膜より手前で焦点を結ぶので、遠くのものがぼやけて見えます。
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遠視
遠視の方は、遠くのものが見えやすく、近くのものが見えづらいのが特徴です。網膜より後方で焦点を結ぶので、近くのものがぼやけて見えます。
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乱視
近くも遠くも視界がぼやけて見えて、焦点が合わない場合はもしかしたら乱視かもしれません。焦点が複数ありひとつに結ばないため、ものが二重に見えます。
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老眼
年齢を重ねると誰しも目の調節力が低下し、ピントを合わせにくくなり近くのものが見えづらくなります。
下記の画像は、眼科や眼鏡店で視力検査のときにご覧になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「この検査は一体何の検査をしているんだろう…?」と思ったことはございませんか?見たことあるものから見たことないものまで、こちらで簡単にご紹介いたします。
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オートレフ
視力検査の最初はオートレフです。のぞくと気球が見えますが何を測っているのでしょう。
この機械で屈折値と角膜曲率半径を客観的に測定します。数十秒のぞいただけで近視・乱視・遠視や目のカーブが分かるんです。
画像は篠崎店設置のOPD-Scan3(角膜形状/屈折力解析装置)。
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ランドルト環
眼科や眼鏡店に行くと必ず見かけるマークかと思います。これはランドルト環(かん)と言い、視力検査の時に用いる、世界共通の記号です。
この記号の開いているところを判別できるかで見え方を確認します。
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放射線チャート
この表は乱視の自覚検査に使用します。線が濃く見える部分があるか。
ある場合はどこの線が濃く見えるかをお伺いし、どの角度に乱視が入っているかを確認します。
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点群チャート
この表も乱視の自覚検査に使います。クロスシリンダーというレンズを用いて、乱視度数と乱視軸の検査ができます。
放射線チャートよりも精度がより高いので、当店では必ず使用します。
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レッドグリーンテスト
度数が強すぎないか弱すぎないかの確認に使います。赤側の数字・◎と、緑側の数字・◎とを見比べていただきます。
①赤の方も緑の方もほぼ同じように綺麗にみえている。この度数がその人にとって遠くが一番見える度数(完全矯正度数)です。
②赤の方が良く見えている。近視度数が弱め(低矯正)、若しくは遠視度数が強め(強矯正)の度数です。多少はこの度数にした方が、近見作業が楽です。
③緑の方が良く見えている。近視度数が強く入りすぎて完全矯正度数を飛び越している(過矯正)、若しくは遠視度数が弱め(低矯正)の度数です。この度数は大なり小なり絶えず調節を強いられるので疲れの原因となります。
④赤の方も緑の方もかなりぼやけて良く見えない。度数が合ってないか、矯正視力があまり良くない状態です。
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赤緑ウォース(ワース)4灯チャート
右眼に赤フィルター、左眼に緑フィルターの眼鏡を掛けてこのチャートを見て、図形が全部で何個見えるかお答えいただきます。
①4つ見えるときは正常(融像)です。〇が明らかに赤く見える場合は右が優位眼、明らかに緑に見える場合は左が優位眼です。
②緑の+2つと〇(全部で3つ)が見える場合は、右眼抑制です。
③赤の◇と〇(全部で2つ)が見える場合は、左眼抑制です。
④同時に5つ見える場合は、複視です。斜視や斜位が疑われます。
②③④の場合は両眼視ができていない状態ですので、立体視や奥行き、3D等が苦手です。
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赤緑クロスリング(ショーバー)チャート
こちらも右眼に赤フィルター、左眼に緑フィルターの眼鏡を掛けてこのチャートを見ていただきます。斜位の検査です。
①赤い十字と緑の二重丸が同時に見えているかお聞きします。片方しか見えていない場合は、見えていない方の眼が抑制しています。
②十字が二重丸の中心にある場合は、正位です。
③中心に見えていない場合は、斜位の可能性が高いです。
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赤緑立体視チャート
右眼に赤フィルター、左眼に緑フィルターの眼鏡を掛けてこのチャートを見ていただきます。立体視の検査です。4本の棒がまるで3Dの様に浮き上がって見え、それぞれの棒の浮き上がり方の差が分かることを確認します。
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赤緑不等像チャート
右眼に赤フィルター、左眼に緑フィルターの眼鏡を掛けてこのチャートを見ていただきます。不等像視と上下斜位の検査です。左のコの字と、右の逆コの字の大きさが同じかどうか尋ねます。線1本分の大きさの違いがあると約3.5%の不等像視です。
片山メガネでは、深視力検査も行っております。免許更新の前に検査しておきたい方など、お気軽に店内スタッフへお声がけください。
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● 深視力検査について
- 深視力検査が必要な運転免許
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・大型免許
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・準中型免許
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・大型免許
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・中型免許
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・けん引免許
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深視力検査は上記の免許更新の際に必ず受ける検査です。
この検査は、視力が良い悪いを検査するのではなく、見ている物の距離感や遠近感を捉えることができるかを見る検査です。「三桿(さんかん)法」と呼ばれる測定方法で行い、右図のような検査機で、動く3本の棒が重なったらボタンを押して棒を止める検査です。3回行い、3回の平均誤差が±2センチ以内であれば合格になります。
フレーム・レンズ選び
自分に似合うメガネはどんな形なのかイマイチ分からない…という方も多いと思います。フレーム選びを迷っているお客様には、お客様のお顔の形や雰囲気、ライフスタイルやご予算に合わせたメガネフレームをご提案させていただくことも可能です。
片山メガネでは各店、ベーシックなものから個性的なデザイン、様々な素材のフレームを多数取り揃えておりますので、ぜひお気に入りのフレームを見つけてみてください。
フレームの枠
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フルリム
レンズの周りをぐるっと囲んでいるタイプ枠です。
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ハーフリム
レンズの上部分のみ囲んでいるタイプの枠です。
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アンダーリム
レンズの下部分のみ囲んでいるタイプの枠です。
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リムレス・フチなし
枠がない、レンズのみのタイプです。
フレームの形
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ラウンド型
丸い形をしたメガネです。フェイスラインがシャープな方が似合いやすいです。
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オーバル型
楕円形のメガネです。比較的どなたでも似合いやすい形です。
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スクエア型
四角い形をしたメガネです。お顔をほっそり見せたい方におすすめです。
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ボストン型
逆三角形のメガネです。丸メガネの下がほっそりした形で、柔らかい印象になります。
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ウェリントン型
スクエア型より丸みのある四角い形です。比較的どなたでも似合いやすい形です。
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ボスリントン型
ボストン型の丸さと、ウェリントン型の四角さを融合した、両方のいいところを合わせた形です。
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フォックス型
目尻のほうがつり上がっているメガネです。キリッとし、シャープな印象になります。
● テンプルの裏の数字の意味は?
ほとんどの眼鏡フレームはテンプルの裏に、横サイズと品番、テンプルサイズ、カラーナンバー、あと原産国がプリントされています。画像の59□14-142 MF-1263 MADE IN JAPAN とは、レンズ横幅が59mm、ブリッジ幅が14mm、テンプル長が142mm、品番がMF(マサキマツシマ)-1263、原産国は日本、という意味です。カラーナンバーは反対側のテンプルにプリントされています。メガネを選ぶときは、テンプル裏もチェックしてみましょう。
レンズの種類
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遠近両用レンズ
遠近両用レンズは、1つのレンズで遠くのものも近くのものも見ることができるレンズです。メガネの掛け外しをせず、目線移動をするだけで遠くも近くも見ることができるのが特徴ですが、レンズの上下で度数が違うので視界が歪んでいるように見え、慣れるのに時間がかかります。
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中近両用レンズ
中近両用レンズは、主に中間距離や手元などが見えやすくなるレンズです。家事やデスクワーク、室内での使用が快適なレンズです。
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近々両用レンズ
近々両用レンズは、主に手の届く範囲が見えやすくなり、老眼鏡では見えづらかった範囲も見やすくなります。デスクワークが多い方におすすめのレンズです。
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アシストレンズ
スマートフォンなど、近くのものを長時間見続けていると、ピント調節力を常に使っている状態になり眼精疲労に繋がります。長時間のデスクワークや勉強で目が疲れやすくなったり、手元が見えづらく感じる10代〜30代の方におすすめのレンズです。
コーティングの種類
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撥水コート
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防汚コート
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キズ防止コート
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UVカットコート
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くもり防止コート
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ブルーライトカットコート
片山メガネおすすめ遠近両用レンズ
片山メガネおすすめレンズコーティング
プリズムレンズ
メガネにもプリズムレンズを使うことがあるのをご存知ですか?主に斜視や斜位の方の見え方を補います。
調光レンズ
調光レンズとは、太陽の光や紫外線に反応してレンズの色が変わります。屋内では色が付き、室内ではほぼ無色になるので、メガネの掛け外しは不要です。(無色のときもしっかり紫外線をカットしています。)
加工
加工はお選びしたフレームにレンズを削ってお入れします。
お客様の目の前で作業することはほとんどありませんので、削る前のレンズをご覧になったことのないお客様も多いのではないでしょうか。加工前のレンズ画像です。度数はS-7.25、屈折率1.60両面非球面レンズです。(ちなみに右にあるのは度なしのレンズです。)
このレンズは直径が75mmでコバ厚は約8mmありますが、レンズ加工後は最大コバ厚が約5mmになります。尚フレームサイズは横幅が52mmでブリッジ幅は17mmです。画像からもお分りの様に鼻側よりも耳側の方が厚くなります。※瞳孔間距離(PD)やフレームサイズによってコバ厚は大きく変わります。
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レンズ加工前
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レンズ加工後
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フィッティング
フィッティングとは、メガネをかけた時にお客様の顔や頭の形に合わせて、メガネがズレないように正しい位置に調整することです。
フィッティングがきちんと行われていないと、メガネを掛けているのに目が疲れたり、肩が凝ったり、頭痛にも繋がります。またフレームがきついと顔が痛くなってしまったり、逆にゆるいとメガネが落ちやすくなってしまいます。
正しく視力を出すためにメガネのフィッティングはとても重要な工程なのです。他に、鼻パッドやテンプル開きなど非常に多くのフィッティングポイントがあります。
◎ メガネの先セルが耳の付け根の形に沿って曲がっていて、掛けていても違和感がない。
× メガネの先セルが耳の後ろよりも離れているので、ずれやすく落ちやすい状態。
× メガネの先セルが耳の後ろの付け根に食い込んでいるので装用しつづけていると痛くなります。
フィッティングは『掛け心地』『見栄え』『見え方』に直結する重要要素です。
メガネのお手入れ方法
あなたの今お使いのメガネはいかがですか?
いつも身に着けているものだからこそ、正しいお手入れでキレイにしませんか?
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- 年に一度はメンテナンスしましょう。
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鼻パッドのネジのゆるみや、フィッティングなど定期的なメンテナンスでメガネも長持ちします。
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- 片手でのかけ外しはNGです。
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片手で行うとフレームが少しずつ変形し、広がります。両手で優しく行ってください。
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- レンズの汚れが気になったら…
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まずは水洗いをしてください。ホコリや汚れが付いたまま乾拭きするとキズが入ります。石けんはNGです。
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- ケースに収納して持ち運びましょう。
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持ち運びする場合は手入れした上でケースに入れたほうがレンズを痛めることがありません。
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- 急激な気温差や高温は絶対にNGです。
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炎天下の車内に放置またはドライヤーにさらすとレンズが変形し、コーティングのひび割れの原因になります。
眼科受診の重要性
当店では以下の場合、まず眼科での検診をお勧めします。
●小学生以下のお子様
目の調節力が強く、眼鏡店では正確な視力検査ができません。弱視や斜視の早期発見の為にも眼科を受診してください。
●視力がでない方
眼鏡の度数を調整しても良く見えない場合は、なんらかの眼疾患がある恐れがあります。見づらい理由が眼疾患に起因するときは、眼鏡を新調しても良く見えるようにはなりません。眼鏡購入前の眼科受診をお勧めします。
●糖尿病等の全身疾患がある方
●眼鏡を初めて作る方
眼鏡店での視力検査は眼鏡合わせの為の検査です。最初は眼科で検診を受けておけば眼疾患の早期発見につながります。
アフターサービスのご案内
片山メガネでは、メガネのメンテナンスや視力検査などのアフターサービスもしておりますので、お気軽にご来店ください。
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フィッティング
調整
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フィッティング
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- メガネの洗浄
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ネジ・鼻パッド
の交換
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ネジ・鼻パッド
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- メガネ修理
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- 視力検査
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ネジ・鼻パッドの交換
鼻パッドが新品に交換できることはご存知でしたか?使用して1~2年経つと左の画像のようにかなり汚れてきます。パッドを新品に交換するだけで、見栄えだけでなく掛け心地もアップします。
1年に一回は交換しましょう。作業時間は数分です。